あとがき

あとがき ~ ハイジトーク Vol.1

ハイジトーク Vol.1

祭りのあと ~ ハイジトーク Vol.1

週末は大荒れの天気。そんな予報の4月14日(土)大阪・本町でトークイベントのゲストとして登壇しました。イラストレーターのHaijiちゃんがはじめて主催するトークイベント『ハイジトーク Vol.1』に記念すべき第1回目のゲストとして、イラストレーターやクリエイターの営業活動をテーマにクロストークをしてきました。

テーマは大きく3つあって、それぞれの立場で話を展開。
あとがきを書くまでが遠足です!ってことで、今回はそのあとがきです。

テーマ1:『クリエイターの営業活動について企業の人はどう思っているか?』

© Haiji - 勝手に使うなよ!
© Haiji – 勝手に使うなよ!

結論から言うと” Welcome ” で、ウチのような制作会社や広告代理店、出版社やグッズなどを手掛ける販社などは「手持ちのカード」以外のカードを常に探している。
僕たちの先にはクライアントさんやエンド(ユーザー)さんが居て、その人たちに満足して貰うため、或いは要望に応えるために創作活動をしている。
でも必ずしも手持ちのカードで実現できるとは限らない。そういう時、僕ら担当者はどうしてるか?

世の中にはたくさんのイラストレーターやクリエイターが存在する。
偽物から本物まではびこる中で、発注する側に知られていないイラストレーターやクリエイターは、言ってみれば透明人間のようなもの。
認識できない透明な人に発注できるはずもない。ではどうするか?
発注側の立場でそういう話をしました。

テーマ2:『実際にお仕事を頼もうと思うのは?』

© Haiji - 勝手に使うなよ!
© Haiji – 勝手に使うなよ!

作品を見てハマる人っていう事も勿論あるけど、それは明確にテイストが決まっている場合に限られるので、割合的にはそれほど多くはない。
そんなことよりも、スケジュールや予算が決まっていて、その中で制作を進めていくことが重要なので、作業工程で支障が出ることを一番嫌う僕たちは、作品ではなくその人を見ている。
雇用するわけではないので、何度も選考するためにハードルを設けるわけにもいかないので、依頼しない人についてはファーストインパクトで大体決まる。

その人のスキルや経歴、経験がどんなに素晴らしくても、それはあくまで自己申告。こちらが期待した働き方ができるかどうかは未知数。
クリエイターである以前に、人として社会人として、コミュニケーションに難はないか、制作の進行をちゃんと把握できているか、質や出来をプロとして担保できるか、責任をキッチリと全うできるかなどなど、そういった人柄が最も重要で、大人としていい加減な人はダメだという話をしました。

テーマ3:『今からイラストレーターを目指す人達に伝えたいこと』

© Haiji - 勝手に使うなよ!
© Haiji – 勝手に使うなよ!

何となく「仕事をいただく」っていう考え方をへりくだって解釈してる人が多い。イラストレーターもクリエイターも腕に技術を持った職人。偽物でないのなら、対等な立場で接し、自信過剰なくらい前のめりで、胸を張って自己主張をすべき。そのためには自分の武器を持って、その武器をマメに手入れし、もう一方で情報や知識といった防具を身に纏って戦場に赴いてほしい。
誰にも負けないという自信こそが、クリエイターの価値を決める。

器用に何でもできるのは一つの特技かも知れない。でも、何でもできるは中途半端な印象を与え、裏を返せば突出したものはないんですと申告しているようなもの。
「何でもできますけど、わたしっていくらですか?」なんて売り込み方、哀し過ぎると思いませんか?
自分の価値を自分で決めて、納得できない条件では仕事を請けない。それが例え、活動範囲を狭めてしまうとしても、その分、深く掘り下げて行けばいいのです。
他を寄せ付けないくらいにマニアックに。それを世間一般では「専門」と呼ぶのですから、それに払う対価は、それなりに価値があるものとみなされる。
つまり営業のやり取りの極意は、常に等価交換なのです。

トークイベントを振り返って

コンセプトはまず行動!

D-SPOT-ZERO
D-SPOT-ZERO

このイベントは昨年の12月に開催することが決まりました。
僕とハイジちゃんは、別にユニットを組んでるわけでも、グループとして活動してるわけでもなく、一緒に仕事するわけでもない、ただのお友達です。

今回のイベントを含めてリアルに逢ったのは3回目。あとはSNSで毎日下らない話をしたり、凹んだ時に励ます程度です。

そんな二人の共通点は ” 社交辞令で終わらせない ” こと。
今回のイベントは昨年12月にSNSでこんなやり取りからはじまりました。

僕:二人で何かやろうよ!
ハイジちゃん:やりたいやりたい、何やる?
僕:二人とも忙しいから、あまり創り込まなきゃいけないのは遣りたくないよね
ハイジちゃん:うんうん、その方が助かる
僕:じゃぁ、200人まつりのアンケートを膨らましてやろうか
ハイジちゃん:いいねいいね

っていう一連の遣り取りがあった。
こういう話って、とかく話だけで終わったり企画倒れになったりするけど僕たちは違うのです。

僕:いつごろがいい?
ハイジちゃん:ちょっと暫く仕事が立て込んでる
僕:ウチも年度内はパンパン
ハイジちゃん:うんうん、一緒一緒
僕:じゃぁ、春以降だね
ハイジちゃん:日程抑えちゃおうよ、土日しかダメだから、4月14日(土)はどう?

時間がなくてできないというのは言い訳で、時間はつくるものなのです!っていう考え方なので、先に日程を抑えるスタイルでやってます、二人とも。
先に抑えれば、そこを避けて予定を組むものです、仕事もプライベートも。

こうでもしないとズボラな二人は行動しないのを知ってるのです(˘ω˘)

もっとできることがあったなと反省

ハイジちゃん主催で僕がゲストって立場だったけど、もう少し進行を支えてあげたらよかったなぁと反省。
そしたらハイジちゃんの負担ももう少し減らせたし、もうちょっと余裕をもって進められたかな。

後半は時間が足らなくて流す感じになっちゃって、もっとお伝えできることがたくさん残っていたし、名刺交換会や交流する時間がとれなくなっちゃったので、みなさまにお詫びいたします。

またもし次回、このコンビでイベント遣ることがあったら、今度は上手くやるつもりです。

みなさんの強いご要望があれば、また二人で揃ってお目に掛かれる機会も知れません。

最期に

正直、有料のトークイベントに20名以上も集まるかなぁって不安はありましたし、当日のドタキャンもある程度覚悟をしていましたが、いざ、蓋を開けてみたら当初の定員を超える28名のみなさんにご参加いただくことができて、びっくり嬉しかったです。

会場の担当者にも、有料イベントでそんなに集まります?って言われたとか…失礼な!<(`^´)>

しかも、ハイジちゃんの知り合いも少なかったという事で、それだけ興味が高い内容のイベントだったんだなぁと改めて感じました。

また、みなさんと接して感じたのは一言でいうとマジメだなぁって思いました。
時間通り来て、アンケートにもしっかり答えていただいて、質問内容もど真ん中でしたし、ポートフォリオも持参いただいて熱が込められていました。
「営業活動」というものが、さぞ大変で、さぞ大きな壁に見えているんだろうなぁと、ひしひしと感じましたが、でも、みなさんが僕やハイジちゃんに見せた行為こそが、営業そのものなのです。
営業とは、仕事を貰いに行く行為ではなく、関係づくりが本質なのです。

みなさんに足らないのは、心構えと少しの勇気、そして演出。
ハイジちゃんのスライドが期間限定でアップされています。
答えはその中にありますが、一つみなさまに宿題です。

営業に使うポートフォリオとは、いったいどういうものなのでしょうか?

テイストを見せるためのもの?
経歴や実績を伝えるためのもの?
過去の栄光を証明するためのもの?

次に逢った時に、みなさんの答えを聞かせてください…こうすれば2回目に逢うキッカケができるでしょ?

ハイジちゃんはイベント冒頭に言いました。

『営業活動に正解なんてない!』

みなさんに合った活動を、トライ&エラーで探してみてください。
継続は力なり!
鉄は熱いうちに打て!

さて、あとがきを書くまでが遠足ですが、これでおしまいです。
イベントの後は、いつもちょっと寂しくなりますね。

ではまた、お逢いしましょう!

追記

参加者のみなさんとハイジちゃんが追っかけ記事を書いていますのでご紹介しておきます。

ハイジの絵日記「備忘録「4/14(土)ハイジトーク開催しました」」

おかきブログ「イラストレーターの営業方法を学ぶトークショーに行ってきました」

ゆめみる まんまる おめめたち「ハイジトークに参加してきました♪」

haya2’s hatenablog「ハイジトーク vol.1 に参加しました」

追記 2

開催後に、ウチのメンバーが「イラストさんにたくさんお逢いしたので、お仕事あれば紹介するよ」とクライアントさんに言ったら、早速、紹介依頼が来たそうで、参加者の一人を紹介したそうです。
営業をテーマにした回だったから、タイムリーな話題が出来ました。
何がどうなって繋がるかわからないので、こういうことがあるとイベントをやってよかったなぁて思いますね。

その後、どういう活動をされたか、また機会があったらお知らせください!

祭りのあと ~ ハイジトーク Vol.1

というお話でした。

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About ロキ

江戸下町産。東日本大震災をきっかけに働き方を変える決意をして、半年後に女性制作ギルドQriousを立ち上げ。46歳で慣れ親しんだ東京を離れ、瀬戸内の静かで穏やかな島暮らしをするために移住。行った先で新たなクリエイティブギルド弓削島制作舎を立ち上げて、東京や大阪と島の暮らしを満喫中。メガネ&方言女子が大好物。個人的には懐古的なモノがスキ。仕事ではユーモアを忘れない。
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